シンプルに暮らしたいシラサワの葛藤

「持たない暮らし」で人生を変えたい24歳会社員が日常を発信していきます。

〈24歳独身男性〉結婚する友人を見て考えたこと。

お世話になっております。

シラサワです。

 

皆様如何お過ごしでしょうか。

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私事ですが、明日、中学校の同級生の友人の結婚式に参列します。

 

友人代表スピーチの大役も任され、非常に緊張しておりますが、、、

 

友人は男性で、私の親友とも呼べる存在です。

 

彼は、あまり派手なほうではないですが、お笑いが好きで、センスが良く、

いつもぼそっとつぶやくようにツッコミを入れる。そんな人です。

 

彼は、家庭環境に恵まれず、父子家庭で育ちました。

 

母親の愛情を知らないことに、コンプレックスがあり、

かなり思い悩んだ青春時代を過ごしてきたように見えました。

 

大学に進学したいと思っていた彼ですが、

家族に反対され、高校を卒業すると同時にフリーターに。

 

その頃の彼は、将来が見えず、いつも浮かない顔をしてたように思います。

 

近所のスーパーで働いていたので、周りにいるのは既婚のおば様ばかり。

 

出会いもないし、やりがいも見いだせない。

 

うだつの上がらない日々を2年ほど続けておりました。

 

そんな時、思い立ってマッチングアプリを始め、

今の奥さんと出会いました。

 

ただ、住んでいる場所が遠く、車で3時間ほどかかる隣県。

 

彼は、付き合って間もなく、彼女の元へと移住することを決めました。

 

正直、早すぎるんじゃないか。と思っていました。

 

でもその決断が、今の彼を作っている。

 

人生って、ほんと分からないものです。

 

特にネットが普及した今の時代、距離の壁も薄くなり、

 

普通だったら出会うことのない人とも関わることができるのですから。

 

でも、この結果に結びついているのは、彼の1つ1つの決断なんですよね。

 

マッチングアプリを始めること、この子がいいなと思うこと、

 

付き合うと決めること、仕事を辞めて、彼女の元に飛び込むこと。

 

どれをとっても決断なわけで。

 

これを見ていると、私たちの人生はきっと様々な決断の上に、形作られるものなのだなと感じます。

 

そして今回、彼は結婚するという新たな決断をした。

 

その決断自体が、私にはとても崇高なものに感じます。

 

先人たちは、「結婚は人生の墓場」だとよく言う。

 

確かにそうなのかもしれない。

 

でも、墓場かどうなのかは、経験してみないとわからない。

 

彼はそれを確かめる権利を手に入れた。

 

別に墓場だっていいじゃないか。

 

それはきっと、人生に深みをもたらすものなのだから。

 

そんな風に思ってしまう私は、つくづく青い。